CEATEC2026御礼と振り返り
こんにちは。クラフトマンソフトウェアで展示会まわりを担当している、ハッシーです。
東京ゲームショウ2026、Platform Engineering Kaigi2026 に続き、今回はCEATEC 2026に出展しました!
ブースへお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
TGSが終わって間もないタイミングで迎えた大きな展示会のCEATEC。
前回の経験もあるので、展示会について少しは分かった気になっていました。
ただ、ひとつ大きな違いがあります。
CEATECは4日間あります。
4日間。
文字にするとたった3文字ですが、展示会担当者からすると、なかなかの重量感があります。
開催前に一番心配していたのは、「これ、体力が最後までもつのか?」ということでした。
今回は、そんなCEATEC 2026の4日間を振り返ります。
> TGSの反省を活かして、「座れるブース」にしましたTGSの反省を活かして、「座れるブース」にしました
東京ゲームショウで学んだことのひとつ。
それは、
人間は、ずっと立っていると疲れる。
当たり前です。
しかし展示会の準備をしていると、パネル、モニター、チラシ、ノベルティ、導線などに気を取られ、
「スタッフがどこで休むか」
という、人類にとって非常に重要な問題を忘れがちです。
そこで今回は、バックヤードにパイプ椅子と長机を用意しました。
さらにブースのフロント側にも、小さな商談スペースとしてテーブルと椅子を設置。
これが本当に助かりました。
ちょっとしたタイミングで座れる。
荷物を整理できる。
お客様とも座ってゆっくりお話しできる。
4日間を戦い抜くうえで、想像以上に大きな効果がありました。
展示会にこれから出展される皆さま。
スペースに余裕があるのであれば、椅子、おすすめです。
弊社の展示会ノウハウの中でも、かなり上位に入ります。
> 紹介動画が、かなり仕事をしてくれました紹介動画が、かなり仕事をしてくれました
今回、ブースで大きな役割を果たしてくれたのが、AppThrustの紹介動画です。
TGSでは、通りがかった方に
「ここは何のブースなんだろう?」
と一瞬で理解していただくことの難しさを感じました。
そこで、その反省を踏まえてCEATECに向けて紹介動画を制作。
かなり短い期間の中で、メンバーが急いで作ってくれました。
そして会期が始まってみると、
ブース装飾や動画を見て足を止めてくださる方がたくさんいました。
なかには
「ぜんぜん関係ないんですけど、動画ってどこに発注したんですか?」
と聞いてくださった方も。
ありがとうございます。
弊社エンジニアが一晩でやってくれました。
ブース前を歩く10〜20秒でいかにわかりやすく伝えるか。
展示会では、話しかけて立ち止まっていただかないとサービスの説明が難しいですが
動画がブースの一部となってずっとクオリティで説明してくれる。
動画、すばらしかったです。
> TGSでは人気だったトートバッグが……TGSでは人気だったトートバッグが……
前回のTGSでは、ノベルティとして用意したトートバッグを多くの方に受け取っていただきました。
そのため今回も、
「トートバッグはかなり活躍するだろう」
と思っていました。
ところがCEATECでは、
「チラシだけください」
という方が想像以上に多い。
トートバッグをご案内しても、
「大丈夫です、チラシだけで」
と、とてもスマートに去っていく方々。
展示会によって、来場される方の目的やノベルティへの反応もかなり違うんだな、と実感しました。
そして、
トートバッグを作れば必ず喜ばれる、というわけではない。
またひとつ展示会レベルが上がりました。
ただ、嬉しかったのはその後です。
会期終了後、配布したチラシをきっかけにお問い合わせをいただくことができました。
展示会の場では短い時間しかお話しできなかった方や
チラシだけ持って返ってくださった方が、後からチラシを見返してくださった。
担当者として、これはかなり嬉しい出来事でした。
チラシ、ちゃんと仕事してる。
> はじめてのアンケート。「その他」が優勝。はじめてのアンケート。「その他」が優勝。
今回のCEATECでは、ブースで初めてアンケート企画も実施しました。
テーマは、
「AIで作った社内アプリや便利ツールを、どうやって社内で使っていますか?」
というもの。
社内サーバーやクラウド、GitHubなど、いくつか選択肢を用意して、
「このあたりに回答が集まるだろう」
と予想していました。
そして4日間アンケートを実施した結果。
一番多かった回答は、
「その他」でした。
その他...
アンケートを作った人間にとって、最も警戒すべき回答です。
「選択肢をいろいろ考えたのに、そこじゃないんだ」
という気持ちになります。
ただ、実際にお話を聞いてみると、非常に面白い結果でした。
Power Automate、kintone、Google Apps Scriptなど、各社がそれぞれの環境に合わせて、
さまざまな方法で業務効率化を進めていました。
「社内の便利ツール」とひとことで言っても、その作り方も、置き場所も、運用方法も本当にさまざまです。
今回のアンケートを通じて、
すでに多くの企業で、現場主導の業務効率化が当たり前になりつつある
ということを改めて実感しました。
「その他」が多かったこと自体は想定外でしたが、
むしろ今回一番面白い発見だったかもしれません。
> 業務効率化とセキュリティを、両立できる世界に業務効率化とセキュリティを、両立できる世界に
ここだけ少し真面目な話をします。
近年、企業における情報漏洩や、不適切なクラウドサービス利用に起因するセキュリティ事故が相次いでいます。
一方で、生成AIやローコード・ノーコードツールの普及によって、
これまでエンジニアに依頼しなければ作れなかった業務ツールを、現場の担当者自身が作れる時代になっています。
これは、企業にとって大きなチャンスだと考えています。
しかし「便利だから、とりあえず作る」だけでは、企業の情報システムとして安全とは言えません。
重要なのは、
非エンジニアであっても、
セキュリティ上安全な環境があらかじめ担保された状態で、
安心して業務改善のためのツールを作れること
...と考えます。
社員一人ひとりが、
「この作業、自動化できそう」
「こんなツールがあれば便利そう」
と思ったときに、セキュリティやインフラのことを過度に意識することなく、すぐに形にできる。
そして企業側も、それらを適切に管理できる。
そんな状態が当たり前になれば、企業の業務効率化はもっと加速すると考えています。
私たちがAppThrustを通じて実現したいのも、まさにその世界です。
つくる人が、つくることに集中できる。
そのための安全な土台を提供していきたいと思っています。
> 最後の最後に待っていた、撤収というイベント最後の最後に待っていた、撤収というイベント
そして展示会には、忘れてはいけないものがあります。
撤収です。
4日間が終わり、
「終わった……!」
という空気になる会場。
しかし展示会担当者にとっては、まだ終わっていません。
荷物をまとめ、什器を片付け、発送しなければ帰れません。
今回、荷物を発送するためクロネコヤマトさんの搬出コーナーへ向かったところ、
大行列。
なんと約1時間待ち。
4日間を走り切った最後に待っていたラスボスが、
宅配便待ち。
そこで活躍してくれたのが、閉場と同時にダッシュして台車を借りに行ってくれたメンバーでした。
あの判断がなければ、撤収はもっと大変になっていたと思います。
本当にありがとうございました。
そして次回からは、
「撤収時の物流」
まで含めて展示会準備なのだということを忘れません。
> CEATEC 2026を終えてCEATEC 2026を終えて
今回も、多くの方にブースへお立ち寄りいただき、AppThrustについてご紹介することができました。
TGSでの反省を活かして改善できたこともあれば、
アンケートやノベルティのように、実際にやってみて初めて分かったこともたくさんあります。
展示会に出るたびに、
「なるほど、次はこうしよう」
ということが増えていきます。
おそらく展示会とは、そういうものなのだと思います。
今回いただいたご意見やお問い合わせを、今後のAppThrustの開発や展示会づくりにも活かしていきます。
改めまして、CEATEC 2026でクラフトマンソフトウェアのブースへお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
そして、4日間ブースに立ったメンバー、準備に関わってくれたメンバーも、本当にお疲れさまでした。
